豪マッコーリー:現金賞与減額へ-「金持ち工場」も株安に屈する

オーストラリア最大の投資銀行、 マッコーリー・グループは31日、約300人のシニアマネジャーを支 給対象とする現金ボーナス(賞与)を減額すると発表した。資本の維 持を図る狙いに加えて、株価下落を受けた投資家対策の側面もある。

発表文によると、ニコラス・ムーア最高経営責任者(CEO)は 2009年3月期以降、報酬の現金部分が70%から45%に引き下げられ る。同CEOは08年3月期に2060万豪ドル(約14億円)を稼いだ。 マッコーリーはまた、株式で支給する業績連動部分の報酬割合を増や すため、最大5億豪ドルの新株発行か自社株買いが必要になることも 明らかにした。

豪州では、人員を解雇しながら幹部報酬を引き上げる企業をめぐ る報道が国民の怒りを買い、政府は幹部の給与や退職金を制限するよ う求めている。マッコーリーは16年連続で増益を達成し、「金持ち 工場」の異名を取ったが、昨年9月30日以降に約1000人を削減し、 株価は08年に62%下げた。

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