スルガ株が4カ月ぶり安値、一部製品の販売中止で業績減額-優待廃止

100円ショップ向けの小物や日用 雑貨衣料品を製造するスルガの株価が急落。原油価格の高騰で一部プラ スチック製品の販売を取りやめたうえ、100円ショップ向け商品の需要 も落ち込み、2009年3月期の業績予想を下方修正した。収益悪化を受 けて株主優待制度も廃止したため、同社株への投資意欲が減退した。

4日続落となった同社株はこの日、一時前日比12%安の923円ま で売り込まれ、取引時間中としては昨年11月21日以来、約4カ月ぶ りの安値圏に沈んだ。

新たに示した09年3月期の連結純利益予想は、前期比64%減の 2億7000万円。従来計画は5億8000万円。同社広報担当者によると、 100円ショップ向けの商品を2000品目程度取り扱っているが、原油価 格の高騰をきっかけとした資材価格の高騰の影響で、上期に一部商品販 売中止に踏み切った。さらに消費マインドの落ち込みもあり、従来の業 績予想に届かない見通しとなったという。

下方修正を受けて、期末配当予想もこれまでの1株当たり50円か ら40円に減配することを決め、また100株以上の株主を対象に5000 円分のギフトカードを贈呈する株主優待制度も廃止する。

SMBCフレンド証券投資情報部の東秀昭課長代理は、「悪材料 が重なったことが投資家の売りを誘った。株価がこれまで下値とみられ ていた1000円を割り込み、売りが膨らんだ」と指摘する。

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