政府:チェコから4000万トンの排出枠購入で合意-9300万トン確保

政府は31日、チェコから約4000 万トンの温室効果ガスの余剰排出枠を購入することで合意したと発表 した。京都議定書の目標達成に向け、政府は海外から1億トンの排出 枠を購入することを計画しており、これまでの調達分と合わせ今回の 合意で排出枠の確保にめどがついた。

京都議定書により、日本には2012年までに温室効果ガスの排出量 を1990年比で6%削減する目標が課せられている。この削減量の

1.6%に相当する1億トンを、海外からの余剰排出枠購入で賄うことを 計画しており、19日にはウクライナと3000万トンの購入で合意した。

このほか、途上国での排出削減事業に投資することで排出枠を獲 得する「クリーン開発メカニズム(CDM)」でも2300万トンを調達 したことから、チェコからの購入分と合わせ合計9300万トンを確保し た。

政府は目標達成に向けて、すでに排出枠購入の覚書を締結してい るポーランドなどと協議を続ける方針だ。

政府は合意価格を明らかにしていないが、指標となる欧州気候取 引所(ECX)排出権先物の期近09年12月限は1トン当たり11-12 ユーロで推移しており、4000万トンの排出枠購入が排出権先物価格で 合意されたと仮定すると約600億円が必要になる

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