豪中銀副総裁:今年リセッション入りする可能性に初めて言及(2)

(発言を追加します)

【記者:Jacob Greber】

3月31日(ブルームバーグ): オーストラリア準備銀行(RBA、 中央銀行)のバテリノ副総裁は31日、輸出品需要の世界的な落ち込み を背景に、同国経済が今年リセッション(景気後退)に陥る公算が大 きいと述べ、リセッション入りの可能性にRBAとして初めて言及し た。

バテリノ副総裁はブリスベーンで開かれた会議で、「海外で起き ていることの影響を排除するには限界があり、今後も困難な時期が続 く公算が大きい」と指摘。国内総生産(GDP)については、「2009 年は減少する可能性が高い」と予測した。RBAは2月時点では0.5% のプラス成長を予想していた。

08年10-12月(第4四半期)に8年ぶりにマイナス成長に陥っ たオーストラリア経済のてこ入れを図るため、金融当局は政策金利を 昨年9月初めから計4ポイント引き下げ、現在は3.25%と45年ぶり の低水準に設定している。

バテリノ副総裁は利下げについて、「効果が出ており、必要があ れば一段の金融緩和を行う余地が残っている」と説明。「オーストラ リアの経済パフォーマンスは先進諸国のなかで比較的良い状態を維持 し、世界経済が再び拡大局面に入った際には恩恵を受ける有利な位置 を占めるだろう」と語った。

同国は1991年以後はリセッションに陥っていない。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE