米楽観論後退でリスク回避戻る、ユーロ1.30ドル割れも-RBS山本氏

ロイヤル・バンク・オブ・スコット ランドのヘッド・オブ・FXストラテジー・ジャパンの山本雅文氏は、 米国の自動車業界と金融業界をめぐる楽観論の後退を受けて、投資家の リスク回避姿勢を背景にドルと円に資金を戻す動きが見込まれる一方で、 ユーロ圏ではハンガリーやアイルランドの格下げなど中東欧不安が再燃 しており、ユーロ売り圧力が強まるとみている。

今週は4月2日に欧州中央銀行(ECB)の金融政策決定会合を控 えて、この日は3月のユーロ圏消費者物価指数が発表される。山本氏は、 市場の予想よりも物価の伸びが下振れる可能性があるとしたうえで、「デ フレ方向ということで、債券購入など非伝統的な手段をめぐる議論につ ながりやすい」と予想。ECB会合に向けて、ユーロ・ドル相場は1ユ ーロ=1.30ドル台を割り込む可能性があるとみている。

ユーロ・ドル相場は前日の海外市場で一時1.3114ドルと、18日以 来の水準までユーロ安・ドル高が進行。この日の東京市場では1.32ドル 台前半で推移している。

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