西芝電株が2カ月半ぶり高値、経費抑制で採算改善-受注堅調で上振れ

船舶用電機システムが主力の西芝 電機の株価が一時、前日比8%高の135円と急伸。ことし1月15日以 来、約2カ月半ぶりの高値水準を回復した。大口産業用配電盤などの納 入が堅調だったほか、受注採算の改善などで利益率が向上、2009年3 月期の連結純利益は目標を15%上回る見通しとなり、好業績を評価す る買いが優勢となった。

西芝電が30日の取引終了後に公表した業績予想修正によると、今 期(09年3月期)の連結純利益は前期比9.2%増の7億6000万円にな る見込み。前回予想の6億6000万円から1億円(15%)の上振れとな る。売電契約の解除に伴い、約2億円の特別損失が発生するが、最終増 益を確保できるという。

営業利益予想は前期比17%増の16億円。営業利益率も6.3%と、 前期実績から0.6ポイント向上する。採算性を重視した選別受注が収 益力の向上に寄与し、「陸用発電機など短納期の案件が期中に入り、期 初の想定より採算が良くなった」(取締役経理部長の太田傑氏)という。

正式な決算発表予定日は4月28日。同社の主力、船舶用電機シス テムは受注の足が長く、先が見えやすいため、ほかの業界と比較すると 安定感がある。しかし、「昨秋以降の景況悪化で、かなり世の中の動向 と同じようになってきた」(太田氏)という。

西芝電の総合画面   {6591 JP <Equity> BQ}

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