ジェイコム株反落、携帯電話営業支援の成長鈍る-通期業績を下方修正

人材サービスのジェイコムの株価 が3営業日ぶりに反落。主力事業である携帯電話営業支援の伸びが鈍っ ていることを主因に、今通期(2009年5月期)の業績予想を30日に 下方修正した。収益悪化を嫌気した売りが優勢になり、一時4%安の7 万6300円まで下げている。

ジェイコムの09年5月期連結業績は、売上高が前期比14%増の 141億円(従来予想は155億円)、純利益は同41%減の2億9000万 円(同6億1100万円)となる見通し。携帯電話販売台数の落ち込みを 背景に、販売支援サービスの新規受注が減少、07年10月に買収した連 結子会社「インダス」の業績悪化を受け、のれんの減損損失も膨らむ。 インダスは新卒就職支援サービスを手掛ける。

同社の直近における業界別売上高の構成比を見ると、携帯電話業 界が92%、情報通信業界が4%、金融業が2%、その他2%となって おり、携帯業界への依存度の高さが際立つ。

同社取締役執行役員の谷間高・経営管理部長によると、料金プラ ンの多様化や高機能機種の発表などで携帯電話が多様化、複雑化した結 果、携帯電話の販売代理店で優秀な販売スタッフへの根強いニーズがあ り、携帯電話営業支援の月次売上高は前年同月比でプラス推移が続いて いる。しかし、「携帯販売の減少を受け、派遣従業員1人当たりの平均 稼働時間も減っており、収益の伸びは鈍っている」という。

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