みずほインベ証の落合氏:景気先行きに底打ち感、金利は下がりにくい

みずほインベスターズ証券シニア マーケットエコノミストの落合昂二氏は31日、ブルームバーグ テレビ ジョンとのインタビューで、債券相場の見通しなどについて、以下のよ うにコメントした。

家計調査や失業率など朝方発表された指標の影響について:

「指標はいろいろ出たが、あまり個別の材料には反応しないのでは ないか。昨日の米国債市場の動きも大きくなかった。債券相場自体が個 別の指標に反応しづらくなっている」

「昨日発表された2月の鉱工業生産は、前月比マイナス9.4%と市 場予想より悪かった。一方、予測指数に関しては3月、4月ともにプラ スになっており、先行きにやや明るい兆しも出ている。生産調整にめど がつき始め、在庫も減っている。また、消費に近いところでは、景気ウ オッチャー調査も2カ月連続で反発するなど、先行きに関しては底打ち 感が出始めている。雇用環境改善にはもう少し時間が必要だが、急激に 悪化するのではなく、数カ月単位の中で底打ち感が出ているという大き な流れが大事だと思う」

今後の相場展望:

「これまでマクロ面からは、景気が悪く金利低下要因が強かった。 これがやや薄まり、財政悪化要因が金利上昇要因として考慮されていた ものが残る。全体としては、金利が下がりにくい環境に変わりつつある と思う」

きょうのレンジ予想:

「先物は138円ちょうどから138円60銭あたりか。新発10年債利 回りは1.3%台前半で大きな振れはないと考えている。日銀短観(企業 短期経済観測調査)も全体像をとらえるのが大事」

--共同取材:曽宮一恵 Editor:Hidenori Yamanaka,Norihiko Kosaka

参考画面: 記事に関する記者への問い合わせ 東京 池田祐美 Yumi Ikeda +81-3-3201-2490 yikeda4@bloomberg.net 記事に関するエディターへの問い合わせ先: 東京 大久保義人 Yoshito Okubo +81-3-3201-3651 yokubo1@bloomberg.net Nicholas Reynolds +81-3-3201-8676 nreynolds2@bloomberg.net

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE