あさひ株が反落、今期増益率が大幅鈍化へ-既存店売上高横ばい前提

自転車専門店のあさひの株価が5 営業日ぶり反落。健康ブームを背景にプライベートブランド(PB)の 自転車を中心に販売が伸び、2009年2月期は大幅な増収増益決算とな った。しかし、景気低迷の影響などで10年2月期は伸びが鈍化する見 通しを示したため、先行きを強気にみていた向きから売りが出ている。

午前9時10分現在の株価は前日比5.5%安の1715円。株価は3月 13日にことしの安値を付けた後、上昇傾向となり、前日までの上昇率 は15%。同期間のTOPIX(9%)を上回っていた。

既存店売上高は横ばい見込む

10年2月期の最終利益予想は前期比7.4%増の15億7800万円。 会社側によると、三重県伊賀市にある物流センターの増築費用を約3億 円計上するほか、景気低迷の影響で既存店売上高を前期比横ばいと見込 んでいる。同社の下田佳史専務取締役は「数量ベースで厳しい期になり そうだ。保守的に計画した」と説明する。

一方、09年2月期の最終利益は前の期比96%増の14億6900万円 と大幅な増益となり、ブルームバーク・データに登録されたアナリスト 2人の予想平均値12億9500万円を上回った。既存店売上高は前の期 比8.8%増と、5期連続で増加。新規出店は26店と計画を上回り、2 月末時点の全国の店舗数は170になる。下田氏は「品ぞろえとともに 修理・アフターサービスを徹底していることも強み」と話していた。

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