松屋株が続落、高級衣料低迷と有価証券評価損-前期赤字が拡大

百貨店を運営する松屋の株価が続落。 景気低迷で高級衣料の販売が低迷したうえ、有価証券評価損も発生した ため、2009年2月期の最終赤字が一段と拡大したもようと発表した。 期末配当見送りも重なり、株価は前日比2.0%安の1482円まで下げた。

09年2月期の連結純損失は17億3000万円となったもよう。これま では8000万円を計画していたが、投資有価証券評価損、子会社の繰り 延べ税金資産の取り崩しに伴う法人税負担の増加が赤字の拡大要因。前 の期は4億4200万円の黒字だった。

本業のもうけを示す営業利益は3億3300万円だったようだ。創業 140周年を記念して「銀座店で得意顧客を対象としたセール『松美会』 が好調だった」(同社総務部IR室・白石晴久担当課長)といい、従来 計画(2億2000万円)を超えた。ただ、高級品の販売落ち込みで、前 の期からは84%減少した。

業績悪化を受け、1円を計画していた期末配当を見送ることにした。 年間配当は2円50銭(前の期は5円)になる。配当利回りは0.17%と、 東証1部全銘柄の平均2.97%(前期基準)を大きく下回る。

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