米ゴールドマン、バフェット氏担当のトロット氏が退社か-関係者

米ゴールドマン・サックス・グル ープで米資産家ウォーレン・バフェット氏に助言している投資銀行担当 者のバイロン・トロット氏(シカゴ在勤)が退社することが、事情に詳 しい関係者2人の話で明らかになった。

トロット氏(50)はゴールドマンに27年間勤続し、投資銀行部門 の副会長を務めていた。関係者の1人によると、トロット氏は家族経営 企業や起業家に投資や助言を行うマーチャント・バンキング・ファンド を立ち上げるため退社するという。同関係者は計画が未公開だとして匿 名を条件に語った。同ファンドは20億ドルの調達を目指すという。

人材紹介会社ヒグドン・パートナーズのマネジングディレクター、 ヘンリー・ヒグドン氏によると、ゴールドマン・サックス・グループな ど公的資金注入を受けた金融機関は、規制当局による監督強化や一段と 厳しい国民の目に直面していることから、優秀なバンカーやトレーダー が流出しかねない状況にある。ゴールドマンは先月、ジョン・ウィンケ ルリード共同社長が退任すると発表した。

ヒグドン氏は「政府から資金注入を受けた金融機関の人間は誰も楽 しい時間を過ごしていない」と述べ、「今後2年間の居場所は非公開企 業だろう。自信を持ち、真の起業家であれば、自分の会社を立ち上げる だろう」と指摘した。

トロット氏に電話と電子メールで取材を試みたがコメントは得られ ていない。ゴールドマンの広報担当のアンドレア・ラックマン氏もコメ ントを控えている。

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