米GM債保有者、オバマ大統領による一段の経費圧縮要請を支持

オバマ米大統領は自動車大手ゼ ネラル・モーターズ(GM)に一段と大幅な経費削減を求めたことで、 GM債保有者を取り込みつつあるかもしれない。

GM債保有者委員会のアドバイザーは30日の発表文で、より積 極的な再建計画は、275億ドルのGM債務の圧縮を目指した債務交換 で債権者が受け取る株式や新しい債券の価値を高めることになると指 摘した。GM債保有者の代表らは5日にオバマ大統領の自動車業界作 業部会と協議し、GMの破たんを確実に回避するには再建計画が著し く不十分だとの懸念を表明していた。

オバマ政権は、米自動車市場が27年で最悪の状況に見舞われる なかで、GMが存続可能であることを十分に証明していないとの結論 に達し、リック・ワゴナー最高経営責任者(CEO)に退任を要請し た。大統領は30日、GMの債権者や株主、従業員、ディーラー、部 品供給業者に対し一段の譲歩を期待すると指摘した。GM債保有者委 員会には、米投資信託運用会社フランクリン・リソーシズやフィデリ ティ・インベストメンツが含まれる。

米金融取引業規制機構(FINRA)の債券価格報告サービス、 トレースによると、GM債(表面利率8.375%、2033年償還)の価 格は額面1ドル当たり2セント安の16セント。利回りは52%。

GM債保有者委員会は発表文で「再建計画の策定に際し政府とG Mが事実上、債券保有者と対話することがなかったことに失望してい る」とした上で、「債券保有者はGM債の相当な部分を株式に交換す ることを通じたGMの将来の債務負担軽減に積極的な姿勢を示してき たし、今後もその方針だ」と表明した。

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