米トウモロコシ・大豆先物:約2週間ぶり安値-景気後退で需要減

シカゴ商品取引所(CBOT) では30日、トウモロコシと大豆相場が少なくとも2週間ぶりの安値 まで下げた。株式相場の下落が、世界経済が引き続き悪化しているこ とを示唆し、飼料や燃料向け穀物の需要が減退している。

世界の主要市場の株価をカバーするMSCI世界指数は同日、 一時4.5%下落した。オバマ米政権は一部の銀行が米政府の追加支 援を必要としており、米自動車メーカーのゼネラル・モーターズ(G M)とクライスラーにとって破産法適用が最良の選択肢である可能性 があるとの認識を示した。今年の米国の大豆作付面積は過去最高水準 になるとみられ、トウモロコシの需要は落ち込んでいる。

プロフェッショナル・ファーマーズ・オブ・アメリカ(アイオ ワ州)のシニアアナリスト、ブライアン・グレーテ氏は「金融システ ムと自動車メーカーに関して警告が発せられたことが、穀物相場の下 押し圧力になるだろう」と予想。「危機は最悪期を脱っしたとしても 一夜にして景気を回復させることはできない」との見方を示した。

CBOTのトウモロコシ先物相場5月限終値は前週末比0.75 セント(0.2%)安の1ブッシェル当たり3.8625ドル。一時は

3.7675ドルと、12日以来の安値まで下げた。大豆先物相場5月限 は12.5セント(1.4%)安の同9.045ドル。一時は8.97ドルと、 16日以来の安値を付けた。

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