NY原油(30日):大幅続落、株安・ドル高を嫌気-48.41ドル

ニューヨーク原油先物相場は 2営業日連続で急落。過去1カ月で最大の下げとなった。株価が急 落したため、主要エネルギー消費国のリセッション(景気後退)が 深刻化し、エネルギー需要が減退するとの思惑から売りが膨らんだ。

原油相場は一時8.2%下落した。オバマ米大統領はゼネラル・ モーターズ(GM)とクライスラーに対し、「根本的な経営再建策」 を策定するよう最後のチャンスを与えた。ドルが対ユーロで上昇し、 代替投資としての商品の魅力が薄れたことも売り材料。

MFグローバル(ニューヨーク)エネルギー部門のシニア・バ イス・プレジデント、ジョン・キルダフ氏は「米自動車業界に対す る懸念とその経済全体への影響でドルが上昇し、原油は下げた。自 動車業界の救済は昨年末に市場を混乱に落とし入れたが、それは続 くだろう」と述べた。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物5月限は前 日比3.97ドル(7.6%)安の1バレル=48.41ドルで終えた。一 時は48.11ドルと、18日以来の安値を付けた。年初からでは

8.6%高。

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