ゴールドマン:米国株投資は「ディフェンシブ」銘柄の維持を

ゴールドマン・サックス・グルー プは米国株の投資家は景気に左右されにくい「ディフェンシブ」銘柄か ら景気敏感株に乗り換えるのをもうしばらく待った方が良いとの見解を 示した。持続的な上昇が広がるには時間が掛かる可能性があるという。

デービッド・コスティン氏率いるゴールドマンのストラテジストチ ームは29日付のリポートで、経済成長への依存度が最も高い産業は 「弱気相場の中では常にほかよりも成績が良いが、底入れの時期を計る のは難しく、景気循環株がほかより勝るのは景気の谷が過ぎてから4- 12カ月後になることが多いため、経験則から判断すると、物色対象を 変更するのは早い時期よりも遅い方が良い」と指摘した。

政府が不良資産買い取り策を打ち出したことに加え、予想を上回る 経済指標が発表されたため、S&P500種株価指数は先週まで週間ベ ースで3週連続で上昇。9日に付けた12年ぶりの安値から815.94 まで21%戻し、強気相場入りした。

コスティン氏はS&P500種が「短期的には700-800のレンジ で推移する」との見通しを示した。ゴールドマンの09年末予想は940。

同氏はさらに「株価の回復には3段階ある。上昇、停止、持続的な 上昇だ。3月9日がシクリカルな安値なら、谷から抜け出した最初の月 の上昇を逃したことなり、その後の2カ月間は冴えない成績あるいは収 益率はマイナスにさえなりかねない」と言及している。

ゴールドマンはヘルスケア株や生活必需品株について、ベンチマー ク(基準)よりも多く保有するオーバーウエートを推奨している。一方、 公益事業、一般消費財・サービス、金融、資本財・サービスの各セクタ ーについてはアンダーウエートを提言している。

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