新日鉄:豪州産の低品位原料炭6割値下げ-鉄鋼需要急減で

新日本製鉄と豪石炭大手マッカー サー・コールなどが、PCI炭と呼ばれる低品位な原料炭の2009年度 価格を、前年度比6割引き下げ1トン90ドルとすることで合意したこ とが30日までに判明した。石炭需要が急速に縮小し、鉱山側が大幅な 値下げを飲まざるを得なかった。ただ08年度に急騰した価格を07年 度水準まで戻したい新日鉄側の要望は実現できなかったという。

すでに韓国ポスコも同水準で決着しており、新日鉄以外の日本の 鉄鋼大手各社とも同水準で決まる公算が大きい。複数の関係者が明ら かにした。

07年度は1トン67ドルだったPCI炭価格は、08年度は3.6倍 の240ドルまで急騰。同様に08年度に3倍に跳ね上がった高品質原料 炭の09年度価格も、前々週末までに新日鉄と英豪資源大手BHPビリ トンなどとの交渉で6割弱の値下げで決着しており、今後の焦点は非 微粘結炭と呼ばれる低品位炭や、鉄鉱石の交渉の動向が焦点となる。

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