アジア株:下落、銀行懸念の再燃で米株先物も安い-みずほに売り

30日のアジア株式相場は下落。 ガイトナー米財務長官が一部の銀行は大規模な政府支援が必要になる との見方を示したことが嫌気された。米株価指数先物も下げている。

みずほフィナンシャルグループ(FG)が大幅安。米ゴールド マン・サックス・グループが投資家にみずほFG株の売りを促したこ とが響いた。減益となった中国最大のアルミニウムメーカー、中国ア ルミ(チャルコ)も急落。原油と銅の値下がりを受け、世界最大の鉱 山会社、オーストラリアのBHPビリトンも安い。

米自動車大手のゼネラル・モーターズ(GM)とクライスラー について、米政府当局者が匿名を条件に、政府追加支援が適切と判断 されるためには再建計画の見直しが必要になると述べたことも株式相 場の下落幅を拡大させた。

中央三井アセットマネジメントの寺岡直輝運用部長は、株式相 場の上昇にブレーキがかかっていると指摘した上で、経済ファンダメ ンタルズ(基礎的諸条件)がひどいことは誰もが承知しており、回復 がいつになるか予想するのは難しいと述べた。

MSCIアジア太平洋指数は日本時間午後4時11分現在、前週 末比3.7%安の82.29。27日まで5日続伸で7.5%上げていた。日 経平均株価は前週末比390円89銭(4.5%)安の8236円08銭で 終了。米S&P500種株価指数先物は1.9%安となっている。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE