エディンバラ資産運用業界、強気相場を察知-MSCI指数の大幅高で

スコットランドの首都エディン バラを本拠とし総額5000億ドル(約48兆円)を運用するファンドマ ネジャーの間では、誰もが次の強気相場探しに躍起だ。

FT100種指数は先週3898.85で終了し、今月は昨年12月以 来の前月比プラスで終了しそうな勢いを見せていることについて、スタ ンダード・ライフ・インベストメンツの英国株担当責任者、デービッ ド・カミング氏は「わたしは弱気相場の反発という見方には属していな い。本格反騰だと見る向きに属している」と述べた。

カミング氏は「相場は反落する可能性もあるが、方向性は正しい と思う」と述べ、相場は疲弊した状態で「のどから手が出るほど割安」 であるため、同指数は1年以内に5000に上昇すると予想した。

資産運用のメッカとして数百年の歴史を持つエディンバラでは、 今の株式相場は割安とのコンセンサスがある。エイゴン・アセット・マ ネジメントのストラテジスト、ビル・デニング氏(エディンバラ在勤) は、「特に米国市場などは、リセッション(景気後退)を通して試して みる価値は確かにある」と述べ、「底入れのプロセスが進行中だ」と指 摘した。

MSCIワールド指数はシティグループやバンク・オブ・アメリ カなど米銀行株主導で今月9.8%上昇しており、1990年5月以来最 大の上げを演じている。フィデリティ・インターナショナルのアンソニ ー・ボルトン氏とテンプルトン・アセット・マネジメントのマーク・モ ビアス氏も今月、政府による景気対策や銀行支援が実を結びつつあるこ とに言及し、相場の上昇が続くとの見通しを示している。

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