原油相場:調整局面に入る可能性も、需要軟調で-米ゴールドマン

米ゴールドマン・サックス・グル ープは、4カ月ぶりの高値まで上昇した原油相場が、調整局面に入る 可能性があるとの見方を示した。短期的な原油需要が依然、持続的な 相場上昇を下支えするほど堅調ではないことを理由して挙げている。

ニューヨークで取引される原油先物の7月限と、期近物である5 月限との価格差は27日終了週に1バレル当たり最大3.47ドルと、今 月初め時点の1.18ドルから拡大した。このことは、現物供給が過剰に なっていることを示唆する。米国の原油在庫は20日終了週に16年ぶ りの高水準に達した。

ゴールドマンのアナリスト、ジェフリー・カリー氏(ロンドン在 勤)は26日、同社の週間エネルギーリポートで「現時点の上昇相場は 先物間の価格差の変化やファンダメンタルズ(需給関係)の軟化を伴 っている」と指摘。「このため、相場は短期的に見て反落しやすい状態 になっている」との見方を示した。

景気低迷による需要後退を背景に在庫が増加するなか、原油相場 は昨年8月以降、現物の方が期先物より安い「順ざや」となっている。

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