日経平均下げ300円超、金融や輸出株売り-米自動車再建、円高警戒

午後の東京株式相場はじり安で、 日経平均株価の下げ幅は300円を超えた。米銀行の業績警戒や米自動 車業界の再建に対する先行き不透明感が広がっており、銀行など金融株 や輸出関連株中心に安い。午後に入っての外国為替市場における円高の 加速も嫌気されている。

米オバマ政権当局者は、米自動車メーカーのゼネラル・モーターズ (GM)とクライスラーが政府からの追加支援を正当化するには、再建 計画を全面的に修正し、一段の譲歩を示さねばならないとの認識を示し た。また最終的には、破産法の適用申請が最善策となる可能性も明らか にした。

同内容が伝えられるとともに、株価指数は先物主導で下げ幅を拡大。 午後2時28分時点の日経平均株価は前週末比345円89銭(4%)安 の8281円8銭、TOPIXは31.19ポイント(3.8%)安の793.34。 東証1部の売買高は概算で17億434万株。

24時間取引のGLOBEX(シカゴ先物取引システム)では、米 S&P500種指数先物が基準価格比1.7%安と軟調に推移、今晩の米国 株に対する不安感が強まっている。また外国為替市場では、午後に入っ て円買い・ドル売りの動きが活発化し、1週間ぶりの円高水準となる1 ドル=96円台に入った。

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