ビトルの元石油トレーダー:1億ドル規模のヘッジファンド運用へ

商品取引会社ビトル・グループの 元石油トレーダー、アンドルー・セロッタ氏は、原油先物を取引する 運用資産1億ドル(約97億円)規模のヘッジファンド「ロジスタ・キ ャピタル」の運用を開始する計画を明らかにした。セロッタ氏は昨年、 ビトルのデリバティブ(金融派生商品)事業縮小に伴い同社を退社し た。

セロッタ氏(38)によると、同ファンドは4人の従業員を採用し、 8月か9月に運用を開始する予定。オプションのほか、2つの先物の 価格差を利用して取引する。セロッタ氏は、運用資産1億ドルのうち 約25%を調達済みで、同氏自身の資産も投資する見通し。

セロッタ氏は27日、ヒューストンからの電話インタビューで「市 場は全体的な混乱状態にあり、運用開始に最適な時期だ。好機をとら えて利益を上げようとして裁定取引を行うトレーダーの数は大幅に減 少している」との見方を示した。

ヘッジファンドに投資するオリオン・キャピタル・マネジメント (ニューヨーク)のピーター・ラップ最高投資責任者(CIO)は「投 資家が、特に流動性を利用した戦略で取引するヘッジファンドに徐々 に資産を再配分し始める動きが見られつつある」と指摘。「現時点では エネルギーは魅力的な投資先だ」と述べた。

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