J&Jの心臓用ステント、動脈開通状態の維持でより高い効果-研究

心臓の動脈開通状態の維持にお いて、米医療機器大手ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)の 心臓用ステント「サイファー」が、同業で米メドトロニックの「エン デバー」やボストン・サイエンティフィックの「タクサス・リバティ ー」よりも効果的だったことが、研究の結果分かった。

同研究によれば、薬剤を塗布したサイファーを動脈に留置され た患者がその後再び狭窄(きょうさく)を起こし、再治療が必要にな った確率は1.4%。これに対し、エンデバーは4.9%、タクサス・リ バティーでは7.6%だった。この研究結果は29日、フロリダ州オー ランドで開催された米国心臓学会議(ACC)で発表された。ステン トの世界市場は年間40億ドル(約3900億円)規模。

サイファーとエンデバーの過去1年間の売上高は、タクサス・ リバティーやアボット・ラボラトリーズの「ザイエンス」に劣り、世 界のステント市場で現在それぞれ3位、4位となっている。

この研究に携わったアサン・メディカル・センター(ソウル) のパク・スンジュン氏は、エンデバーも患者の生命維持や心臓発作の 予防といった面でサイファーと同等の成果を上げたものの、研究結果 に基づけば、サイファーの方がより効果的だといえるとの見解を示し た。

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