【個別銘柄】不動産、環境関連、ニトリ、愛媛銀、武富士、マツダ

30日の日本株市場における主な材 料銘柄の値動きは以下の通り。

不動産関連:東証1部不動産指数は前日比3.6%安の639.16ポイ ントまで下落。マンションや戸建不動産販売・仲介のアゼルが30日、 破産手続き開始の申し立てを決議したことを受け、信用不安が高まった。 個別では、三菱地所(8802)が3.1%安の1207円、ゴールドクレスト が6.9%安の2305円など。

環境関連:GSユアサコーポレーション(6674)が6.6%高の498 円まで上昇するなど軒並み高。28日付の日本経済新聞朝刊は、政府が 「低炭素革命」の実現を強化すると報道。関連銘柄の業績期待が高まっ た。東証1部の値上がり率上位には、東洋炭素(5310)やFDK (6955)などが入る。

ニトリ(9843):7.3%高の6030円まで上昇し、約1カ月半ぶりに 投資家の長期売買コストを示す200日移動平均線を回復。値下げによ る集客に成功し、10年2月期の連結純利益は11期連続で過去最高益を 更新する見通し。野村証券金融経済研究所は投資判断を3段階評価の 「2(中立)」から「1(買い)」に引き上げた。

日東電工(6988):6.9%安の2015円まで下落。事業構造改革費 用を特別損失に計上するため、09年3月期純利益予想を5億円に下方 修正すると発表した。従来予想は55億円だった。

愛媛銀行(8541):2.9%安の270円まで下落。金融システムの混 乱が続くと予想されるうえ、有価証券の減損などを今期に実施すること から、09年3月期の連結純損益は34億円の赤字(従来計画の16億円 の黒字)に転落する見通しになった。

武富士(8564):6.4%安の494円まで下落。米格付け会社ムーデ ィーズは27日、武富士の格付けを「Baa1」から「Baa2」に格 下げすると発表した。見通しは「ネガティブ(弱含み)」としている。

ウェザーニューズ(4825):4%高の1265円まで上昇。主力の海事 気象が海運会社向けなどに好調、第3四半期累計(08年6月-09年2 月期)業績は53%の営業増益となった。会社側の想定を上回ったため、 通期業績は据え置かれた計画を上回ると期待した向きから買いが入った。

宝印刷(7921):2.3%高の839円まで上昇。四半期報告書の開示 義務化や原価率の改善が寄与し、09年5月通期予想に対する第3四半 期(08年6月-09年2月)連結営業利益の進ちょく率は9割に達した。 業績上振れを期待した買いが入ったようだ。

北越製紙(3865):4.4%安の433円まで下落。紀州製紙 (3882)を株式交換で完全子会社化すると発表。買収負担を嫌った売 りが優勢となった。10月1日付で実施する。株式交換比率は北越紙1 に対し紀州紙0.195。紀州製紙は26%安の85円まで下落。

マツダ(7261):4.1%安の186円まで下落。日興シティグループ 証券は27日、「為替感応度が高いが、数量減少の影響が大きい」など と指摘し、投資判断を「中立」から「売り」に引き下げた。

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