豪州:OZミネラルズ買収案拒否、リオへの出資の判断に影響せず

オーストラリアのタナー予 算・規制緩和相は29日、中国国営チャイナルコによる英豪系リオ・ ティントへの195億ドル(約1兆9000億円)規模の出資を認可す るかどうかをめぐり、豪州政府が中国五鉱集団による豪OZミネラル ズ買収案を拒否したことが影響することはないとの見通しを示した。

タナー予算・規制緩和相は英テレビ局スカイニュースのインタ ビューで、国外から豪州への出資の認可は個々の案件の事情や利点に 応じて決定されるとの見解を示した。その上で、OZミネラルズ買収 案を安全保障上の観点から認めなかったのは「その案件に限った」決 定であると述べた。

豪州の外国投資審議委員会は16日、チャイナルコによるリオ への出資に関する調査を延長した。スワン豪財務相は27日、中国五 鉱集団によるOZミネラルズ買収案からプロミネントヒル銅・金鉱山 が除外されない限り、買収案を認めない考えを示した。同鉱山はサウ スオーストラリア州の兵器実験場近くに位置する。

タナー予算・規制緩和相は「今回のケースでは、この種の案件 では通常関係しない異例の要素が含まれているため、この決定を深読 みすべきではないと思う」と述べた上で、「このような問題はケー ス・バイ・ケースで対応する必要がある。今回の決定は、チャイナル コによるリオへの出資案に関する決定の前例となるもの、あるいは何 らかの状況を設定するものとみなされるべきではない」と指摘した。

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