英金融機関:4-6月期に1.5万人削減も、全体の1.4%-CBI

英国最大の経営者団体、英産業連 盟(CBI)によると、英国の金融機関は企業景況感のさらなる悪化 を背景に、業界全体の従業員の1.4%に相当する最大1万5000人を4 -6月(第2四半期)に削減する可能性がある。

CBIのチーフ経済アドバイザー、イアン・マッカファティー氏 は金融機関の四半期調査に基づくリポートで、「総収入と採算の急激 な悪化で苦境が続いており、営業実績も引き続き極めて弱い」と指摘。 「需要低迷を反映し、経費節減を図るため、従業員数と投資計画を大 幅に縮小している」と分析した。

金融機関が経費削減を進めるなかで、1-3月期も総収入の急減 が続いている。英銀最大手HSBCホールディングスは先週、英国内 で約1200人を削減すると発表した。CBIによると、英金融サービス 業界では約105万人が働いている。

CBIの調査は銀行や住宅金融組合、保険会社、証券会社、資産 運用会社など英金融機関90社を対象に2月18日から今月4日にかけ て実施した。金融サービス業界について、昨年12月よりも楽観的でな くなったとの回答は、全体の約34%を占めた。

CBIによると、今月初めまでの3カ月間の銀行の雇用削減ペー スは過去最高となり、この結果1993年以来のペースで経費節減が進ん だ。銀行は今後3カ月で総収入の減少に歯止めがかかると予想してい るという。

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