ニトリ株が急反発、家具値下げ効果で純利益11期連続最高へ-増配も

家具・インテリア製造小売りチェ ーンを展開するニトリの株価が急反発。値下げによる集客に成功してお り、今期(2010年2月期)の連結純利益は11期連続で過去最高を更 新する見通し。好業績を評価した買いが先行し、一時7.3%高の6030 円と約1カ月半ぶりに投資家の長期売買コストを示す200日移動平均 線を回復した。

ニトリが27日に発表した前期(09年2月期)連結決算は、純利 益が前の期比19%増の184億円となり、10期連続で最高を記録。積極 的な新規出店を進める中、昨年5月からの値下げ効果で客足を伸ばした ほか、為替の円高で商品の輸入採算も改善した。同時に示した10年2 月期の連結純利益予想は前期比1.9%増の187億円。配当金は年40円 と、前期から6円増やす計画だ。

UBS証券の山手剛人アナリストは、会社決算について「期待通 りの高ピッチで巡航中。フリーキャッシュフローが45億円の黒字と、 出店を凍結した01年度を除けば初の黒字転換になったことは朗報」 (27日付の投資家向けリポート)と述べている。

また山手氏は、ニトリの3月の月間既存店売上高(20日締め)が 前年同月比5.9%増と、値下げ効果の継続で好発進したほか、原料安 の好影響も会社側の今期計画には織り込まれていないもようと指摘。そ の上で、今期連結純利益は前期比16%増の213億円と、会社計画から 26億円上振れると予想する。UBS証では投資判断「買い」、目標株 価7300 円を据え置いている。

このほか、野村証券金融経済研究所では、投資判断を従来の「2 (中立)」から「1(買い)」に引き上げている。

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