クウェートとカタール石油相:1バレル=50ドル台の原油相場に満足

世界的なリセッション(景気後退) でエネルギー需要が低迷するなかで、石油輸出国機構(OPEC)加 盟国のクウェートとカタールは1バレル=約50ドルの現在の原油相 場に満足している。

クウェートのサバハ石油相は29日、現在の原油相場に満足してい るかとの記者団の質問に対し、「もちろんだ。経済情勢と釣り合って いる」と指摘した。

ニューヨーク原油先物は昨年7月に過去最高値の147.27ドルを 付けた後、急落したが、過去1週間以上にわたって50ドルを上回る相 場展開が続いている。OPECは5月28日の臨時総会で、原油相場の 一段の押し上げを図るため減産を行うかどうかを決定する。

一方、カタールのアティーヤ・エネルギー産業相は29日のインタ ビューで、次回総会での決定を予想するのは時期尚早だとした上で、 「国際経済の成長はなお非常に弱いと考えているが、これは5月に減 産を決定することを意味しているわけではない」と説明。「危機はま だ底入れしておらず、われわれは非常に慎重になる必要がある」と付 け加えた。

エネルギー産業相はまた、原油相場が年内は1バレル=40-50ド ルのレンジにとどまり、60ドルに達する可能性は低いと予想。「現在 の原油相場は需給に連動したものではない。主にドル安の影響で上昇 している」と指摘した。

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