短期市場:翌日物は弱含みか、余剰日要因や期末にめど-レポ低位安定

短期金融市場の無担保コール翌日 物は弱含みか。この日は年度末の財政諸払いの要因で大幅な資金余剰 になるうえ、期末の資金繰りにめどを付けた金融機関も増えている。 レポ(現金担保付債券貸借)は、期末越えの取引も含めて0.1%台半ば で低位安定しそうだ。

前週末27日の翌日物の加重平均金利は0.4ベーシスポイント (bp)低下の0.093%と、昨年12月の利下げ以降の最低水準。朝方は 証券の調達で0.10%以上の取引も見られたが、国内銀行の調達水準は

0.07-0.08%まで弱含み、引き続き調達需要も限られた。

30日は国から財政資金の払い込みが大きく、資金需給は2.5兆円 程度の余剰。金融調節を含めても大量の資金が市場に残る。期末31日 の日銀当座預金残高は21兆円を上回ることが予想されており、準備預 金の積みの進ちょく率かい離幅がすでにプラス12%を超える状況では 銀行からの資金需要も生じづらい。

前週のレポは期末・期初(3月31日-4月1日)が一時0.30% まで上昇したが、27日の国債買い現先オペ拡大を受けて金利が急低下。 この日は0.15%前後が見込まれる。4月1日受け渡し分も同水準が見 込まれ、期末明けは0.1%台前半まで低下しそうだ。

準備預金は11.9兆円

午前9時20分の即日実行の定例金融調節が見送られた場合、この 日の当座預金は1兆7000億円増の17兆4000億円程度、準備預金 (除くゆうちょ銀)は9000億円増の11兆9000億円程度になる見込 み。短資会社各社の予想では、即日の調節は見送られるとの見方が多 い。

準備預金の必要積立額(1日平均)3兆8400億円と積み終了先 6兆3500億円から推計した中立水準は10兆2000億円程度になる計 算だ。

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