金融サミット声明草案:世界経済は10年末までに成長回復へ-FT(2)

英紙フィナンシャル・タイムズ(F T、オンライン版)が29日伝えたところによると、4月2日にロンドン で開催される20カ国・地域(G20)首脳会合(金融サミット)の声明草 案は、世界経済が2010年末までに成長を回復するとの見通しを示してい る。

同紙によると、声明草案は24項目から成り、G20は通貨の「切り 下げ競争」を回避すると宣言。各国・地域の景気刺激策や銀行救済策、 国際通貨基金(IMF)への財源拡充によって世界の生産が2ポイント 押し上げられ、2000万人強の雇用が創出されると予測した。

また、G20は保護主義に反対する立場をあらためて表明するととも に、金融安定化フォーラム(FSF)をG20の全参加国・地域に拡大し て金融安定化委員会に改称し、ヘッジファンドの規制に当たらせること を求める。租税回避地や「非協力的な地域」については何らかの制裁が 加えられる恐れがあり、別の文書に掲載される見通し。

G20はさらに、IMFに対し、予定する金売却で調達する資金を利 用した貧困国支援策を提案するよう要請する。また、新興国や途上国に よる国際金融機関での発言権拡大の必要性にも言及し、これによってI MFや世界銀行のトップ選定に当たって実績に基づいた指名ができるよ うになると指摘した。

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