カナダ・ドル(27日):1週間ぶり安値-株・商品安でリスク志向後退

27日の外国為替市場では、カ ナダ・ドルが1週間ぶりの安値に下落した。商品と株式相場の下落を 受け、投資家のリスク志向後退が示されている。

カナダ・ドルは、四半期ベースで3四半期連続の下落となりそ うだ。米S&P500種株価指数は26日2.3%高となったものの、こ の日は2%安と反落、原材料価格の動向を示す指数も低下した。投資 家の間では米ドル需要が高まり、米ドルはこの日主要16通貨中14 通貨に対して上昇した。

BMOキャピタル・マーケッツのシニアエコノミスト、サル・ グアティエリ氏は「リスク回避志向が再び市場に戻ってきた」とし、 「投資家は、混乱時には比較的リスクが小さいとして米ドルや一部米 国債に流れている」と指摘した。

トロント時間午後5時4分(日本時間28日午前6時4分)現在、 カナダ・ドルは0.9%低下し、1米ドル=1.2421カナダ・ドル(1 カナダ・ドル=0.8051米ドル)。一時、1.2445カナダ・ドルと20 日以来の安値を付けた。26日は1.2305カナダ・ドルだった。

カナダ国債市場では、2年物国債(表面利率2.75%、2010年 12月償還)の利回りはほぼ変わらずの1.05%。価格は1セント上昇 し102.79カナダ・ドル。

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