NY金(27日):反落、ドル上昇で代替需要が後退-925.30ドル

ニューヨーク金先物相場は反落。 週間ベースでは1カ月ぶりの落ち込みとなった。ドルが上昇し、代替投 資先としての金への魅力が後退した。

主要6通貨のバスケットに対するICEのドル指数は週間ベース で1.6%上昇、2週連続安で歯止めがかかった。金融危機の中で投資家 が安全投資先に向かう中、金とドルは今年、総じて同じ方向で動いてき たが、このところ歴史的な逆相関関係を取り戻した。金相場は年初来で は4.6%上昇している。

ラサール・フューチャーズ・グループ(シカゴ)の金属トレー ダー、マット・ジーマン氏は、「金融緩和政策が取られているにもかか わらず、ドルは持ちこたえている。これに対し、金は大幅上昇の材料が すべてそろっているにもかかわらず、動意がないため、投資家の買い意 欲が減退し始めている」と指摘した。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)COMEX部門の金先 物相場6月限は前日比16.90ドル(1.8%)下げ、1オンス=925.30 ドル。中心限月は週間ベースで3.2%下落した。

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