欧州株(27日):反落、業績見通し悪化嫌気-エールフランス安い

欧州株式相場は企業業績見通し の悪化を背景に7営業日ぶりに下落。仏蘭系航空大手のエールフラン ス・KLMグループはリセッション(景気後退)の影響で通年業績が 赤字となるとの見通しを発表。オランダの家電メーカー、ロイヤル・ フィリップス・エレクトロニクスは今年の減収見通しを明らかにした。

エールフランスは7.8%安。仏コンピュータサービス会社、キャ ップ・ジェミニは、競合の米アクセンチュアによる今年の利益見通し 引き下げを嫌気し、7.7%下げた。フィリップスは2日続落。同社の 3部門すべてで需要が後退したことが売りを誘った。

一方、英銀バークレイズは24%の大幅高。英金融サービス機構 (FSA)の健全性審査の基準を満たしたことが好感された。

ダウ欧州株価指数は前日比1.1%安の177.17で終了。週間ベー スでは2.7%上げ、月初来の上昇率は2.5%となった。

KBLリシュリュー・ジェスション(パリ)の株式アナリスト、 ジュリアン・キストルベール氏は「企業の経営環境は依然として厳し い。一部企業の話題は好材料だが、危機は終わっていない。予想以上 の業績悪化に直面するだろう」と語った。

27日の西欧市場では、アイルランドを除く17市場で主要株価指 数が下落した。ダウ・ユーロ50種株価指数は前日比1.8%安、ダ ウ・欧州50種株価指数は1.1%下げた。

プラチナ生産大手の英ロンミンは4.3%下落。同社のイアン・フ ァーマー最高経営責任者(CEO)は、プラチナの生産削減ペースが 自動車販売の落ち込みに伴う需要減退をペース下回ることから、プラ チナの過剰供給量が一部アナリストの予測を上回る可能性があると指 摘した。英鉱山会社、アングロ・アメリカンは4.6%安。

ブルームバーグがまとめたデータによれば、1月12日以降に発 表されたダウ欧州株価指数の構成企業の利益は、平均で95%減少し た。アナリストらは、今年の企業利益が平均14%増加すると予想し ている。昨年は40%減益だった。

英独仏の株式指標

英国FT100指数は前日比26.35ポイント(0.7%)安の3898.85。 FTオールシェア指数は12.69ポイント(0.6%)下げ1971.49。

ドイツのDAX指数は55.82ポイント(1.3%)安の4203.55。 HDAX指数は27.04ポイント(1.3%)下げ2079.53。

フランスのCAC40指数は51.45ポイント(1.8%)低下し

2840.62で終了した。

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