中国建設銀行:10-12月期は30%減益、引当金を積み増し

時価総額で世界2位の銀行、中国 建設銀行が発表した2008年10-12月(第4四半期)決算は前年同期比 30%の減益となった。景気悪化に伴い、不良債権の引当金を積み増した ことが響いた。

純利益は83億7000万元(約1203億円)と、前年同期の120億 3000万元から減少した。ブルームバーグがまとめたアナリスト27人の 平均予想は153億6000万元だった。

郭樹清会長率いる中国建設銀行は返済遅延からの損失限定に努めて いる。格付け会社フィッチ・レーティングスは2009年の景気拡大ペー スが過去7年で最低になると予想。債務不履行が中国の銀行にとって最 大の脅威になるとの見方を示している。

中国建設銀の08年の融資残高は16%増の3兆8000億元。90日を 超える返済遅延の融資残高は12%減少し、590億4000万元。不良債権 に備えて計上した引当金は362億元と、80%増加した。不良債権に対す る引当金の比率は132%に上昇した。

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