JR東海:リニアは倍増230億円、新幹線も高水準-09年度設備投資

JR東海は27日、2009年度の 設備投資計画を発表した。山梨県に建設している超電導リニアの実験 線の延伸関連に前年度計画比倍増の230億円を投入、新型のN700系 車両を導入中の新幹線関連の投資も前年並みの高水準を維持する。

単体の設備投資額は全体で同3.4%減の2800億円。減少は耐震 補強など安全関連投資が一段落したのが理由だが、1987年の旧国鉄民 営化後では過去3番目となる高水準。日本車輌製造の設備投資も加え た連結ベースでは同1.3%増の3190億円で、過去2番目。

リニアは2025年の営業運転開始が目標。東海道新幹線バイパス の実現に向け首都圏-中京圏で自己負担による路線建設を前提に、国 土交通相からの指示を受けた調査を実施中。新幹線には1020億円 (前年度1030億円)を投入し、N700系の「のぞみ」の定期運転や 弾力的な運行を拡大する。

松本正之社長は都内での会見で、昨年末からの世界的な景気後退 は、設備投資額には「影響は及んでいない」との認識を示した。その 上で、中核となるN700系とリニア関連投資はそれぞれ継続し、「今 後当面の設備投資額は09年度と同水準で推移するだろう」との見通 しを示した。

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