来週のNY原油先物:下落か、米国の在庫が増加との観測-調査

来週のニューヨーク原油先物 相場は下落しそうだ。リセッション(景気後退)による消費減退で米 国の原油在庫が増加するとの観測が高まっている。

ブルームバーグ・ニュースがアナリストを対象に実施した調査で は、回答者30人中16人(53%)が、来週の原油相場は下落すると の見通しを示した。下落を予想した人の割合は昨年11月以降で最大。 上昇を予想したのは9人(30%)、ほぼ変わらずとの見方を示した のは5人だった。先週の調査では、回答者の52%が今週の相場を下 落すると予想していた。

米エネルギー省が25日に発表した在庫統計によると、米国の 原油在庫は先週、330万バレル増の3億5660万バレルと、1993年 7月以来の高水準となった。過去4週間の燃料需要の平均は日量 1910万バレルと、前年同期比3.2%減となった。

シティ・フューチャーズ・パースペクティブ(ニューヨーク) のエネルギー・アナリスト、ティム・エバンス氏は「原油在庫は16 年ぶりの高水準となっており、少なくとも現時点では相場は下落しや すい状態になっている」との見方を示した。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物相場5月限は、 今週に入って2.27ドル(4.4%)上昇し、26日は1バレル当たり

54.34ドルと、昨年11月28日以来の高値水準で取引を終えた。過 去最高値の147.27ドルに達した7月11日以降、63%下げている。 原油相場がアナリストの予想通りの値動きを示したのは2004年4月 の調査開始以降48%の比率となっている。

ブルームバーグは石油アナリストとトレーダーを対象に毎週木曜 日に翌週の原油価格について、上昇、下落、ほぼ変わらずの見通しを 問う調査を実施している。今回の調査結果は以下の通り。

                     上昇       下落     ほぼ変わらず
(人)
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                      9         16         5

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