ノリタケ株が続落、自動車関連の悪化で最終赤字拡大へ-配当未定に

陶磁器などを製造するノリタケカ ンパニーリミテドの株価が続落。自動車や電子・半導体向けの工業機材 事業の低迷に、繰り延べ税金資産の取り崩しもあり、2009年3月期の 連結純損失は従来計画の倍に膨らむ見通しとなった。4円50銭と計画 していた期末配当も未定に見直し、投資に慎重な姿勢が広がった。

この日は売り気配で取引を開始、午前9時9分ごろに前日比

3.4%安の288円で売買が成立した。その後は4.0%安の286円まで値 を下げた。

ノリタケが26日発表した新しい業績予想によると、連結純損失は従 来計画の34億円から68億円に拡大する見通し。前期実績は57億円の 黒字だった。同社取締役執行役員財務部長の山田耕三氏によると、自動 車、電子・半導体業界向けの売上高が一段と落ち込んだうえ、稼働率の 低下により利益率も悪化した。関係者会社投融資損失、繰り延べ税金資 産の一部取り崩しで、損失額が膨らむ見通しだという。

同社の株価推移を見ると、1月9日に372円を記録した後、業績 不安から3月3日に251円まで下落した。ただ、解散価値といわれる 1株当たり純資産額(528円)を大きく下回っており、見直し買いが入 りやすい状況。

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