REITや不動産株が急騰、官民で基金設立し支援と報道-活性化期待

森トラスト総合リート投資法人な どREIT(不動産投資信託)、三井不動産などの不動産株が軒並み高 い。一部報道で与党がREITを支援するための、官民共同の投資ファ ンドを設立する方向で検討に入ったと伝えられ、これまで低迷を続けて いたREIT市場の活性化につながるとの期待が出た。

27日付の日本経済新聞によると、与党は金融危機の影響で資金繰 りが厳しくなっているREITを支援するため、投資ファンドを設立す る方向で検討に入った。日本政策投資銀行やゆうちょ銀行の資金を活用 することも視野に入れる。REIT相場の下落が続き、REITを保有 している金融機関の経営が悪化すれば、金融システムに影響しかねない と判断したとも報じている。

SMBCフレンド証券の中西文行ストラテジストは、今回の報道 について「年度末をにらんだ市場対策として注目される」と強調。東証 REIT指数は第3四半期末(08年12月30日)が900ポイントだっ たが、前日は833で終えており、REITを保有する金融機関の自己 資本比率低下が懸念されていたという。

ただ中西氏は、報道を受けてREIT指数が急上昇していること から、「これで金融機関の財務基盤が改善に向かうだろう」とみる。

東証REIT指数は前日比7.6%高の897.31ポイントまで上昇。 不動産株では三井不動産が一時5.1%高の1248円、住友不動産が

7.0%高の1245円など軒並み上昇している。TOPIX不動産指数は 33業種中、上昇率1位。

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