カリヨン証の加藤氏:内外株高で債券先物売り続く、来週イベント注目

カリヨン証券の加藤進チーフエコ ノミストは27日、ブルームバーグ テレビジョンとのインタビューで、 債券相場の見通しなどについて以下のとおりコメントした。

債券相場の見通し:

「米国の株式相場が上がっており国内も株高となろう。外国人投 資家による株式先物買い、債券先物売りによって大きな動きになってお り、きょうもその傾向が残っているのではないか。債券相場は重い展開 とみる」

「先物は138円10銭から138円60銭程度のレンジ。長期金利は 上昇方向だろうが、来週は日銀短観(企業短期経済観測調査)や20カ 国・地域(G20)首脳会合(金融サミット)などイベントが目白押し で、新年度入り後の相場を投資家がどう見てくるか注目。これまでは売 りから入ることが多かったが、押し目買いとの見方も出てきて交錯する のであまり大きなトレンドは出ない」

欧米長期金利の動向:

「このところ欧米の債券市場では景気対策や金融支援を手掛かり に、需給懸念が長期金利の上昇につながっていた。きのうはファンダメ ンタルズ(経済の基礎的諸条件)が弱いということでやや金利が低下し たが、需給懸念が当面は支配的になりそう」

消費者物価指数(CPI)について:

「CPIは予想どおり。傾向としてエネルギー価格が大きく下が ったがそこから反転に向かい始めて下げ渋りの感じ。ただ、着実に低下 の方向に向かっている。市場の予想どおりなので相場への影響は限定」

--共同取材:吉川淳子 Editor:Hidenori Yamanaka,Norihiko Kosaka

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