与謝野財務相:デフレ状況と表現するのは早い-2月CPI(2)

与謝野馨財務・金融・経済財政担 27日午前の閣議後会見で、同日朝発表された2月の生鮮食品を除く全 国消費者物価指数が2カ月連続で前年同月比横ばい、食料(酒類除く) とエネルギーを除く「米国型コアCPI」が同0.1%の低下となった ことについて「デフレ状況と表現するにはあまりにも早い判断だ」と 述べた。

与謝野氏は「昨年1年間の石油関連商品や食料の高騰を考えると、 まずそこが落ちついた」と指摘した上で、「物価の上昇局面にはない」 との認識を示した。

与謝野氏はまた、年度末に向けた中堅・大企業向けの資金繰り支 援対策について、財務省がヒアリングを実施したことを説明。それに よると、年度末までに1兆1303億円の資金ニーズが見込まれているこ とが判明し、日本政策投資銀行による現在の1兆円の低利融資枠を上 回る1303億円分については、弾力条項を発動して対応することを明ら かにした。

事実上、達成が困難になっている2011年度までの国・地方合わせ た基礎的財政収支(プライマリーバランス)の黒字化目標に関しては、 「プライマリーバランスに代わる目標はどうあるべきか、政府部内、 また与党の間でもきちんとした議論をしなければならない点だと思 う」と語った。

一方、平田耕一財務副大臣が26日、保有していた株式を市場外取 りで売却した問題で辞任したことについては「残念の一語に尽きる」 と語った。

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