NYプラチナ先物:半年ぶり高値-米中などで需要回復との観測高まる

ニューヨークのプラチナ相場は 26日、半年ぶりの高値まで上昇した。米国や中国などで需要が回復す るとの観測が高まったことが要因。プラチナは自動車の触媒コンバータ (浄化装置)や宝飾品に利用される。

中国人民銀行の周小川総裁は同日、人民銀のウェブサイトで、中 国政府の「断固たる」行動により同国の景気は回復しつつあるとの認識 を示した。米政府の25日の発表によると、米国の2月の製造業耐久財 受注額と新築住宅販売はともに増加した。中国ではプラチナとパラジウ ムを原料とした宝飾品の販売が急増している。

UBS(ロンドン)の金属担当首席ストラテジスト、ジョン・リ ード氏は26日付リポートで「現時点では中国でプラチナ製宝飾品の需 要が非常に堅調だ」と指摘。金とプラチナとの価格差が比較的小さいこ とから、プラチナが「製造業者と小売業者、消費者にとって非常に魅力 的になっていることが分かる」との見方を示した。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のプラチナ先物相場7月 限終値は前日比26.90ドル(2.4%)高の1オンス当たり1155ドルと、 中心限月としては昨年9月25日以来の高水準となる終値だった。一時 は1172.10ドルと、昨年9月26日以来の高値を付けた。ここ5営業日 では3%上昇している。

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