NZの10-12月期GDP:前期比0.9%減-16年で最大の落ち込み(3)

ニュージーランド(NZ)統計局 が27日発表した2008年10-12月(第4四半期)の国内総生産(GD P)は、前期比0.9%減少した。住宅建設の落ち込みや輸出低迷、企業 投資の減少を受け、約16年で最大のマイナス成長となった。

ブルームバーグ・ニュースがまとめたエコノミスト9人を対象とす る調査の中央値では、第4四半期GDPは前期比1.1%減と見込まれて いた。7-9月(第2四半期)実績は同0.5%減に改定された。

NZは製造業縮小や輸出鈍化、住宅市場低迷に見舞われ、約30年 で最悪のリセッション(景気後退)に陥っている。NZ準備銀行のボラ ード総裁は今月、NZは09年後半まで景気回復が始まらないとの見通 しを示し、内需てこ入れに向け追加利下げを進める姿勢を示唆した。

TDセキュリティーズのシニアストラテジスト、アネット・ビーチ ャー氏(シドニー在勤)は「政策金利は3%で底打ちとは言えない」と 語り、「ほぼすべての分野が急激に落ち込んでいる。景気回復について 議論するのは時期尚早だ」と指摘した。NZ準備銀は12日に政策金利 を過去最低の3%に引き下げている。

NZドルはウェリントン時間午前11時半(日本時間同7時半)現 在、1NZドル=0.5769米ドルと、GDP発表前の0.5746米ドルか ら上昇している。トレーダーが来月の利下げ見通しを後退させたことが 影響した。

第4四半期GDPは前年同期比では1.9%減だった。08年通年で は1998年以来の低成長となった。

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