韓国の10-12月期GDP:前期比5.1%減-速報値から上向き改定

韓国銀行(中央銀行)が27日発 表した2008年10-12月(第4四半期)国内総生産(GDP、季節 調整済み)改定値は前期比5.1%減と、速報値の同5.6%減から上向 き改定された。企業の設備投資と個人消費の減少が当初発表よりも小 さかったことが影響した。

発表資料によると、前年同期比では3.4%減と、速報値から変わ らず。7-9月(第3四半期)は前期比0.2%増(改定値)だった。

李明博(イ・ミョンバク)政権は今週、アジア金融危機以来約10 年ぶりのリセッション(景気後退)の瀬戸際にある経済の建て直しを 図るため、17兆7000億ウォン(約1兆3200億円)規模の新たな歳 出計画を公表。韓国は、世界的な需要落ち込みの影響でGDPの60% を占める輸出が打撃を受けており、失業が増加するなかで消費者は支 出を抑制している。

現代証券のエコノミスト、リ・サンジェ氏は「韓国は今年、輸出、 内需がともに低迷するなかで、景気縮小を回避できない」とした上で、 「当局は景気のさらなる下降を防ぐためにあらゆる策を講じており、 補正予算や利下げなどの措置は間違いなく効果がある」との見方を示 した。

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