シカゴ小麦先物:5日ぶり反発-ドル下落で米国産の輸出需要拡大

シカゴ商品取引所(CBOT) では26日、小麦相場が5営業日ぶりに反発した。ドル相場が下落す るなか、米農務省(USDA)が発表したリポートで、米国産小麦の 輸出成約高が先週、増加したことが示された。

主要6通貨に対するドル指数は先週、4.1%下落し、米国産小 麦の輸出需要が高まった。ドル相場は、米金融当局が信用収縮緩和に 向け米国債を買い取る計画を発表したことを受けて下げた。USDA のデータによると、19日終了週の小麦の輸出成約高は前週比24%増 の26万4249トンとなった。

ウェリントン・コモディティーズ(インディアナ州)のブロー カー、ジェロッド・レマン氏は「ドル相場が引き続き下落すれば、商 品相場にとって強材料となる可能性がある」と指摘。「今回のリセッ ション(景気後退)から抜け出せる時が来れば、ドル安により相場の 勢いが増すかもしれない」との見方を示した。

CBOTの小麦先物相場5月限は、前日比6.5セント (1.3%)高の1ブッシェル当たり5.145ドル。世界の生産が増加 する一方、米国産穀物の需要が減退していることなどから、中心限月 は年初来で16%下落している。

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