短期市場:翌日物0.10%割れか、資金不足も需要限定-期末レポ低下へ

短期金融市場の無担保コール翌日 物は0.10%割れでの取引か。銀行は手元資金が潤沢で準備預金の積み 上げが進んでいるため、資金不足日でも調達需要は限られそうだ。期 末をまたぐレポ(現金担保付債券貸借)は、期末の余剰資金を消化す る運用で0.2%台後半から低下する展開が見込まれる。

26日の翌日物の加重平均金利は0.2ベーシスポイント(bp)上 昇の0.097%。0.10-0.125%で運用希望が厚いなか、国内銀行の調 達水準は0.08%だった。引き続き取引は閑散。期末越え1週間物が

0.15-0.25%前後、期明けスタート1週間物は0.15%前後で推移。

この日は財政融資資金の回収や国庫短期証券(TB)の発行で

2.8兆円の資金不足になり、当座預金残高や準備預金残高も減少する。 ただ、依然として資金は潤沢で、週末に余資を抱えると日数計算上の 積みが進みやすく、進ちょく率かい離幅も11%を超えているため、銀 行の資金需要は引き続き弱いと予想される。

レポは2営業日後に始まるスポットネクスト物が期末・期初(3 月31日-4月1日)にあたり、前日は0.27-0.30%と10bp以上も 上昇した。ただ、TBに銀行の買いが強まるなど、期末の余資を消化 する動きが出ており、日銀の資金供給オペ拡大も予想されるなか、金 利は低下の方向が見込まれる。

準備預金は11兆円

午前9時20分の即日実行の定例金融調節が見送られた場合、この 日の当座預金は8000億円減の15兆6000億円程度、準備預金(除く ゆうちょ銀)は2000億円減の11兆円程度になる見込み。短資会社各 社の予想では、即日の調節は見送られるとの見方が多い。

準備預金の必要積立額(1日平均)4兆400億円と積み終了先4 兆8200億円から推計した中立水準は8兆9000億円程度になる。

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