米景気は年末までに安定、個人消費支えに-リッチモンド連銀総裁

米リッチモンド連銀のラッカー総 裁は26日、個人消費が上向く兆しが既に表れており、米景気は年末ま でに安定する公算が大きいとの見通しを示した。

ラッカー総裁は、サウスカロライナ州チャールストンで講演し、 「有力な経済予測の専門家らは景気が年内のある時点で底入れし、そ の後徐々に上向きの勢いを取り戻すとみている。妥当な見通しだと思 う」と述べた。

同総裁は今年、民間融資促進策として、特定の資産に的を絞った 緊急プログラムではなく、より「中立的」な米国債購入によってマネ ーサプライ(通貨供給量)を拡大する措置を取るべきだと主張。これ は、連邦準備制度理事会(FRB)が18日公表した最大3000億ドル 規模の米国債購入計画に反映された。

FRBはさらに、住宅ローン金利を引き下げるため、住宅ローン 担保証券(MBS)の買い取り規模を2倍以上拡大し、1兆4500億ド ルまで増額する方針を発表した。

ラッカー総裁は「異例の政策対応であり、適切な措置だと思って いる」としながらも、「これほど大幅なマネタリーベースの拡大をい つまでも放置すれば、必ずかなり大きなインフレ圧力が生じることに なる」と警告。刺激策を解除する時期を見極めることが「難しい課題」 になると述べ、「先送りし過ぎるリスクを回避することが非常に重要 になる」との考えを示した。

-- Editor: Carlos Torres, James Tyson

--* 参考画面: 翻訳記事に関する翻訳者への問い合わせ先: 東京 柴田 広基 Hiroki Shibata +81-3-3201-8867 hshibata@bloomberg.net Editor: Ryoji Uchida 記事に関する記者への問い合わせ先: Steve Matthews in Atlanta at +1-404-507-1310 or smatthews@bloomberg.net 記事に関するエディターへの問い合わせ先: Chris Anstey at +1-202-624-1972 or canstey@bloomberg.net

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