米JPモルガン:確定拠出型年金401(k)への拠出延期-関係者

米銀大手JPモルガン・チェース は、従業員の確定拠出型年金の401(k)への拠出を年末まで延期する とともに、支払額を減らす可能性があることが、制度変更の社内文書を 受け取った関係者1人の話で明らかになった。

この関係者によると、JPモルガンは年俸5万-25万ドル(約 494万-約2470万円)の社員向けの2週間ごとの拠出を停止するとと もに、拠出額を見直す可能性がある。関係者は、同行がまだ新たな制度 を開示していないとして匿名を条件に語った。年俸5万ドル未満の社員 向けの拠出は変更しない見通し。

JPモルガンは預金量で米銀最大で、世界全体で約20万人の従業 員を抱える。年俸25万ドルを超える社員の確定拠出型年金には拠出し ていない。

ロッチデール・セキュリティーズのアナリスト、リチャード・ボ ーブ氏は「JPモルガンはこの機会を利用して全社的なコストを引き締 める考えだ」と述べ、ジェイミー・ダイモン最高経営責任者(CEO) は「防備を固めている」と指摘した。

JPモルガンの広報担当のブライアン・マーチオニ氏はコメント を控えた。

スペクトレム・グループによると、米企業は経費節減のため退職 年金プランへの拠出を削減しており、こうした傾向は広がりつつある。 米企業150社を対象にした調査では、2008年1月以降に拠出を削減ま たは廃止した企業は全体の34%に上った。

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