米国株:大幅続伸、予想上回る決算で-ダウは175ドル高

米国株式相場は大幅続伸。家電 量販店ベスト・バイや食品メーカー、コナグラ・フーズの業績が予想を 上回ったことに加え、ゼネラル・モーターズ(GM)の賃金コストが低 下するとの見通しを受け、買いが優勢になった。

ベスト・バイは13%高、コナグラは9.2%上昇。7500人の組合 員が早期退職に応じたGMは14%上げた。。多機能携帯端末(スマー トフォン)「ブラックベリー」を製造・販売するカナダのリサーチ・イ ン・モーション(RIM)は4.9%上昇。ゴールドマン・サックス・ グループが買いを推奨したことが好感された。

S&P500種株価指数は前日比2.3%高の832.86で終了。月初 からは13%高と、このままいけば月間では1974年以来で最大の上昇 率となる。ダウ工業株30種平均は前日比174.75ドル(2.3%)高 の7924.56ドルと、6週間ぶりの高値。ナスダック総合指 数は3.8%上昇し、年初来プラスに転じた。米財務省が実施した7年 債入札を受け、米国債需要が細るとの懸念が弱まり、株価は一段高にな った。

チェマング・キャナル・トラスト(ニューヨーク州エルマイラ)の シニア投資責任者、トム・ワース氏は「この上昇局面でS&P500種 が1000に上げても意外ではない。予想を上回るデータが次々に出て きている」と語った。

7年債入札(規模240億ドル)では落札利回りが2.384%と、ブ ルームバーグがまとめた10社の予想2.385%に近い水準となった。 これをきっかけに米国債相場が上昇すると、主な株価指数はこの日の高 値圏に上昇した。

決算

ベスト・バイは13%高の37.67ドルと、昨年9月以来の高値。 2008年12月-09年2月(第4四半期)決算は減益となったが、ア ナリスト予想ほど落ち込まなかった。欧州での携帯電話販売の好調が下 支えた。同社が示した収益見通しもアナリスト予想を上回った。

小売りやホテル、飲食店などで構成するS&P500種の一般消費 財・サービス株指数は4%上昇。

ブルームバーグがまとめたアナリスト調査によると、S&P500 種構成企業の第1四半期決算は36%、第2四半期は30%の減益が見 込まれている。第3四半期も減益決算が予想されており、実際にそうな れば減益は9四半期連続と、98年にブルームバーグが集計し始めて以 来で最長となる。

GM、RIM

GMは14%高と、ダウ平均の構成銘柄で上昇率首位。早期退職な どにより、GMには現在の組合員のコストの半分で労働者を雇用する余 地が出てくる。

リサーチ・イン・モーション(RIM)は4.9%高。ゴールドマ ンは2008年11月-09年2月(第4四半期)決算の発表を前に買い を推奨した。利益率の改善と株価の割安感が理由。

S&P500種の情報技術(IT)株指数は4%上昇し、昨年11 月以来の高水準となった。年初来では全10セクター中で首位の

7.9%高。

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