パパデモス副総裁:ECBは市中銀行により長期の資金供給も(2)

欧州中央銀行(ECB)のパパ デモス副総裁は26日、同中銀が市中銀行に、現在よりも長期の資金 を供給する可能性があると発言した。同副総裁はまた、ECBが社債 を購入することも可能だとの考えを示した。

パパデモス副総裁は「不安を低下させるためにECBが取り得る 方法の1つは、市中銀行に対する 中銀融資の期間を延長することだ」と語った。ECBは現在、公開市 場操作(オペ)のレポ(売り戻し条件付き債券買いオペ)を通じ、最 低応札金利の1.5%で最長6カ月の資金を市中銀行に提供している。

同副総裁はまた、「流動性を高め企業の資金調達コストを低下さ せるために、ECBが民間部門の債券を流通市場で購入することも適 切な手段となるかもしれない」と語った。

政策金利がゼロに近づくにつれて、各国中銀が金利以外のどのよ うな手段でリセッション(景気後退)に対応するかが焦点となりつつ ある。

パパデモス副総裁は、ECBは引き続き、銀行システム内の資金 の流れを良くすることに注力していくとして、「欧州経済では銀行シ ステムが与信において中心的な役割を果たしている」と説明した。

債券の購入については「何も決定していない」と強調した。EC B当局者が市中銀行向け資金の期間延長に言及するのはパパデモス副 総裁で4人目。

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