2月ユーロ圏マネーサプライ統計:民間向け融資、14年ぶり低い伸び

欧州中央銀行(ECB)が26日 発表した2月のユーロ圏マネーサプライ(通貨供給量)統計によると、 家計・企業向け融資の伸び率は14年ぶりの低水準となった。リセッ ション(景気後退)の深まりで銀行が融資基準を引き締めたほか、借 り換え需要が後退したことが背景。

ECBによれば、金融機関の民間向け融資は前年同月比4.2%増 と、伸び率が1月の5%から低下した。一方、2月の拡大M3(現金、 要求払い預金、定期貯蓄性預金、投資信託の一部)は、季節調整済み で前年同月比5.9%増と、伸び率が前月の6%(改定前=5.9%)か ら鈍化した。ECBは拡大M3をインフレ見通しの指標の1つとして いる。

デカバンクのエコノミスト、カルステン・ユニウス氏(フランク フルト在勤)は「企業と家計が債務を減らしている。融資見通しは暗 く、7-9月(第3四半期)まで回復は見込まれないだろう」と語っ た。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE