【個別銘柄】エルピダ、クレセゾン、空運、ソニー、SUMCO、JT

26日の東京株式相場における材 料銘柄の終値は以下の通り。

エルピーダメモリ(6665):前日比18%高の657円とストップ高 (制限値幅いっぱいの上昇)で取引終了。25日夜に458億円の第三者 割当増資を発表、経営基盤の安定期待から買い戻しの動きが広がった。

クレディセゾン(8253):ストップ高となる7.8%高の970円で比 例配分。不動産金融の連結子会社、アトリウム(8993)を株式交換に より完全子会社化すると発表。再建を支援する姿勢を明確に打ち出した ことで、不動産関連リスクが大きく後退すると期待された。株式交換比 率はクレセゾン1対アトリウム0.13。これにさや寄せする形でアトリ ウム株は売りが先行、23%安の133円で、東証1部下落率1位。

空運株:日本航空(9205)や全日本空輸(9202)が安く、TOPI X空運指数は2.3ポイント低下の533.54と、東証33業種中で下落率 トップ。日本銀行が26日発表した2月の企業向けサービス価格指数 (速報)は前年同月比2.6%下落。うち運輸の下落率が9.0%で最大だ った。東日本旅客鉄道(JR東日本・9020)や近畿日本鉄道(9041) などの陸運業は下落率2位。

ソニー(6758):6.8%高の2215円。メリルリンチ日本証券が25 日付で、投資判断を「中立」から「買い」に、目標株価を1900円から 2600円に、それぞれ引き上げた。

SUMCO(3436):8.2%高の1623円。300ミリウエハ市場の 需要は予想されたほど悪くないとの見方が広がり、将来の業績改善を期 待した買いが先行した。アナリストの格上げも株価に追い風となった。

松井建設(1810):1.0%高の389円。学校や病院などの耐震化工 事が増え、受注が堅調。今期(09年3月期)は選別受注の徹底により完 成工事総利益率の改善も見込めるため、計画通り最終増益が確保できる とみられた。

曙ブレーキ工業(7238):4.0%安の529円。09年3月期連結純損 失はこれまでの70億円から160億円と赤字幅が広がる見通しだ。国内 生産拠点の再編などコスト構造改革に伴う特別損失134億円などを計 上するため。期末配当は見送り、年間配当は5円になる予定。

タカキュー(8166):20%高の154円。一時はストップ高となる50 円(39%)高の178円。販売費及び一般管理費の削減、法人税等調整 額の影響を理由に、09年2月期の業績計画を上方修正した。単体純利 益は従来計画の7000万円から1億9400万円に膨らんだもよう。前の 期は4億8500万円。

富士電機ホールディングス(6504):6.0%高の124円。TDK (6762)と停電時に情報システムを守る役割を果たす「無停電電源装 置(UPS)」事業を統合する、と26日付の日本経済新聞朝刊が報じ た。統合により、三菱電機を抜きUPSで首位に浮上するという。TD K株は0.5%高の3990円。

キッコーマン(2801):1.1%安の877円。09年3月期の連結純利 益予想を22億円に下方修正した。従来予想は88億円。売上高と営業 利益は従来予想を据え置いた。連結子会社の利根コカ・コーラボトリン グ株式の売却に伴う売却損などを特別損失に計上したため。

日本電気硝子(5214):2.9%安の715円。電機や自動車業界での減 産が続くなか、同社が手掛けるガラス製品需要が落ち込んでいる。大幅 減益を計画する今期(09年3月期)に続き、来期も業績低迷が続くと 警戒された。みずほ証券は投資判断を「強い買い」から「買い」に引き 下げた。

JT(2914):4.5%高の26万8400円。JPモルガン証券のア ナリスト、エリック・ブルームクィスト氏は投資家向けのメモで、同社 株を「バリュエーションが魅力的で、為替が有利になっていることから、 下値不安が限定されているうえ、約1カ月後の4月末に発表される次 期中期経営計画で大幅な株価上昇材料が見込まれる」と指摘。グローバ ルでのトップピックと位置付けた。

コロワイド(7616):8.4%安の549円。25日は権利付最終売買 日だったため、配当や株主優待券をあてにした個人投資家の買いで急騰 したが、この日は権利落ちに伴い、業績の悪さなどが再認識された。

サンリオ(8136):7.0%安の860円。景気悪化でスーパーや百 貨店の売上高が低迷していることから、同社のキャラクター商品などの 販売にも影響を与えるのではと懸念されている。三菱UFJ証券は投資 判断を「アウトパフォーム」から「市場平均並み」に引き下げた。

アサヒペン(4623):4.6%安の124円。公正取引委員会は25日、 下請け事業者に対して支払うべき下請代金約4138万円を不当に減額し ていたとして、下請代金支払遅延等防止法(下請法)違反で、同社に下 請け事業者に対して減額分を支払うよう勧告した。

キーウェアソリューションズ(3799):5.0%安の346円。自治体や 企業のIT投資抑制が強まり、大型案件の受注が減少。一部開発案件の 中止も重なり、09年3月期の業績予想を下方修正した。連結営業損益 は当初計画の4億9700万円の黒字から1億8100万円の赤字に転落す る見通し。前期は10億円の黒字だった。

沖電線(5815):4.8%安の138円。09年3月期の連結純損失予想 を従来計画の3億4000万円から13億8000万円に下方修正した。機械 設備や建設投資などの需要減少で売上高が落ち込んでいるうえ、繰延税 金資産の取り崩しが見込まれるという。

ダイドードリンコ(2590):1.0%安の2610円。コーヒーや機能性 飲料が低迷、3月度の単体販売高は前年同月比14%減だった。

トライステージ(2178):8.4%高の3630円。既存顧客企業のテレビ 通信販売が総じて好調だったうえ、新規顧客も増加したことで、09年 2月期の単体営業利益が従来計画の16億円に対して20億円になった ようだと発表。前の期は10億円だった。

テラ(2191):この日、ジャスダック取引所の新市場「NEO(ネ オ)」に新規株式公開(IPO)。公募価格310円を3.2%下回る300 円で売買が成立した。一時は公募価格を上回ったものの、終値は公募価 格比3.5%安の299円。同社はがん治療法の開発事業を手がける。

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